アンニョンハセヨしか知らなかった僕が韓国語を上達させた目標設定方法!

言語学習

ここでは、韓国語を全く知らない状態からたった1年で日常会話はもちろん韓国語の資格まで取得できた目標の立て方を解説します。韓国語にかかわらず他の言語学習にも役立つ内容となっています。

韓国語を勉強するようになったキッカケとは…

 人は誰しも新しいことを始めるときに何かしらきっかけがあるはずです。例えば、kpopや韓ドラが好きだから”韓国語を学ぶ”や中華料理が好きで本場の味を知りたいから”中国語を学ぶ”だとか、人はそれぞれ些細なことでもきっかけがあると思います。日本人夫のユー(私)も勿論、韓国語を学ぶきっかけがありました。ユーはもともと韓国に興味がなく、韓国語も”アンニョンハセヨ”と”カムサハムニダ”の超がつくほど有名な単語しか知らない状態でした。そんなユーが韓国語を学ぶようになったきっかけは、韓国の留学が決まったからでした。

何故、興味もないのに韓国に留学?と思った人もいるでしょう。私はもともと海外留学に興味がありました。しかし、英語を学ぶにもアメリカ、イギリス、オーストラリアへ留学するにはコストもかかるし…と留学自体を諦めかけていましたが、当時大学生だったこともあり大学に交換留学の制度があることを知りました。はじめは交換留学で英語圏に行こうと思いましたが、やはり皆考えることは同じで英語圏を希望する人の倍率が高いこと…そこでアジア圏を見てみると台湾と韓国があり、通っている大学にアジア圏の言語学科がないせいか留学希望倍率は、ほとんどゼロに近い状態でした。このチャンスを逃すわけにいかないと思い、言語が日本と似ている韓国へ留学する決意をしました!!私はこの出来事がきっかけで韓国語を学ぶことになりました。

闇雲に留学しただけでは言語をマスターできない⁉

「留学していました」というと大抵の人が留学していたから言語ができるんだと考えると思います。しかし、韓国へ留学した時に言語が上達して帰る人もいれば、日常会話もまともにできないまま帰国してしまう人も多々いました。たしかに、留学すれば他言語に触れる時間も多くなり上達する確率やスピードは上がると思います。では何故、そのように上達できる人とできない人の差が生じたのでしょうか。そこには、たった一つの差があったのです。それは、留学を通して何を得たいかという目標をもっているかどうかです。目標の持ち方次第で留学中の行動が180度変わってくるということを身をもって私自身も実感しました。

実践すれば誰でも短期間の留学で言語習得が可能な目標の立て方!

ここからは、私の経験をもとに紹介します。大学の交換留学制度を利用して韓国に留学に行くことになりましたが、長期休暇(夏休み/冬休み)を省くと滞在できる期間は約8ヵ月(前期4ヵ月、後期4ヵ月)しかありませんでした。交換留学といっても学費は払ってるし安くはない金額だったので絶対無駄にしたくないと思った私はある事をしてみました。それは留学後のなりたい自分を想像して、下の2つを目標に立てて目標を現実させようと思ったのです。

  1. 韓国語で日常的なコミュニケーションがとれること。
  2. 就活で使える韓国語の資格を取得すること。

何故このような目標にしたのか解説します。1番に関してはゴールが明確ではない漠然とした目標ですが、留学前は会話すらもできない状態でした。海外に友達がいることに憧れが少しあり韓国で友達を作りたいと思ったので、その意味合いを込めてコミュニケーションに関しての目標を立てました。2番目の資格に関しては、就活もしないといけない時期だったため、就活で有効に使える資格としてTOPIK(韓国語能力試験)5級を目標にしました。TOPIKは1~6級まであり、就活の時に韓国企業の応募要項を見てみると5級以上となっているので、5級をとれれば安心できるかなといった感じです。このように目標設定を行いました。あとは留学中に目標にむかって突き進むことだけを考えればいいのですが、ここが正直一番大変です。私の場合はとりあえず日本人との関わりを減らして極力韓国人とだけ絡むようにして韓国語だけに触れる生活を送っていました。留学していた時代の話はまたお話する機会を作ろうと思っています。

この目標設定が大事な理由は、前に話したように実際に留学した時に韓国語で日常会話もまともにできないまま帰国してしまう人もいました。少し考えてみると、この人たちに共通することは留学中の生活の仕方にありました。この方たちは私が見た限り、留学したにも関わらず日中の授業後は日本人や日本語が堪能な韓国人と一緒にいることが多い印象でした。その方たちは、韓国へ留学に行くことが最終的な目標になっていて、生活自体はその人たちとっては充実していたものの言語上達には結びつかなかったようです。日本人と絡むことが悪いとは言いませんが、せっかくお金も払って留学をしているのに正直もったいないなと思って見ていました(笑)このように目標の立て方や生活の仕方によっても結果が大きく変わってきます。

私自身の留学時代の生活を簡単に話すと、韓国語でのコミュニケーションをとることを日頃から心がけていたため、日中の授業以外は韓国人や中国人などの日本語が分からない方たちと食事をしたりして過ごしました。その結果として韓国語でのコミュニケーション能力はもちろん言語も覚えることができ、留学してたった半年でTOPIK5級に合格することができました。皆さんも是非些細な目標でもいいので言語上達のために留学中の生活の仕方を検討してみてください。

まとめ

留学する前の心構えとして、今回は目標の立て方の例を日本人夫のユーの体験をもとに説明しました。とにかく留学後になりたい理想の自分を想像しながら目標設定を是非してみてください。

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